【ソフトテニスで学んだこと 103】鎖は錆びたところから、壊れることを理解しているか
こんにちは。
ムロ(@mattyann1006)です。
今回は、「組織運営の注意点」についてお伝えします。
部活でも、職場でも、それ以外のところでも、2人以上いればそれは立派な組織です。
そんな誰しもが所属するような組織の運営で大切なことは、組織の崩壊は鎖と似ていて、「鎖は錆びたところから、壊れる」ということを理解しているかどうか。
どういうことか早速具体的にお伝えしていきます。
鎖は錆びたところから壊れるという事実
最初の写真にあるように、鎖というのはかなり頑丈でなかなか力技で壊そうとしても、大人の男性でも難しいもの。だから、大切な扉などを守るときに使用するのが一般的ですよね。
ただ、そんな壊れにくい鎖も、錆びたところは壊れやすいものなのです。
この事実はなんとなく、誰だって想像がつくとは思います。
ですが、この事実が組織運営と似ていると言われるとどうでしょうか?
組織もどこかが錆び付いているとダメになる
組織にはいろいろな問題がありますが、ある程度のことでは壊れたりしません。
例えば、僕が所属していたソフトテニス部のような運動系の部活では、試合に何度か負けたら、がっかりはするものの、それで組織が壊れることにつながることはほとんどありえないでしょう。
では、どんな時に組織が壊れるものなのか?
それが、まさに鎖が壊れる理論と同じで、「錆び」がある時なのです。
人間は「錆び」たりはしませんが、「錆び」に似ているようなことは結構あります。
例えば、
・遅刻が当たり前のようになっている
・練習中にサボるような人がいる
・本当は大切にしなきゃいけない準備運動をないがしろにする
など
考えていたらきりがありませんね。
注意したいのは、組織でいう、鎖の錆びは、「雰囲気」や「空気」や「文化」というもので、目に見えないものだということです。それが、遅刻やサボりというような、実際に目で見える行動につながってきているわけ。
こんな時に組織は壊れていくものなのです。
錆びないように組織もメンテナンスが大切
完璧な組織というのはこの世に存在しません。
ですが、どうせ所属するなら、自分が所属していて気分がいいとか、成長できる組織に所属したいものでしょう。
とはいえ、人間というものは楽をしたがる生き物。
放っておけば、遅刻やサボりなどの行為が出てくるのは当然のこと。なぜ起こるのかを考えても無駄です。それが人間だからという理由以外ありませんから。
鎖は普段は壊れにくいけど、錆びていたら壊れやすい。そこで壊れないようにするために、錆びていないか確認をして、錆びないように油を塗ったりとメンテナンスをするでしょう。
これと同じで、組織運営でも、組織に「錆び」がないかちゃんと点検をすること。もし「錆び」があれば、すぐにメンテナンスをすることが大切なのです。
自分の組織にそんな点検日とメンテナンスがあるかしっかりと確認しておきたいものですね。
では、今回はこの辺で。
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