ムロのブログ〜ソフトテニスで学んだこと〜

「ムロのブログ〜ソフトテニスで学んだこと〜」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。このブログは前身の「ソフトテニスで学んだこと」に加え、元日本最大アパレル企業勤務、元飲食店店長、元高校教員、ちょっとした海外経験など、異色の経歴を持つムロの自由気ままなブログです。こちらに書かれていることは、「正しい意見」ではなく、あくまで私自身の「考えたこと・感じたこと」です。

【ソフトテニスで学んだこと 番外編】ムロのオススメ本『悩みどころと逃げどころ(小学館新書)』ちきりん, 梅原大吾 著

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こんにちは。

ムロ(@mattyann1006)です。
 
今回はいつもと違って、ムロのオススメ本を紹介します。
ムロは年間100冊以上の本を読むほどの読書が趣味。
 
ソフトテニスでも、仕事でも、人生でも大切なのは、物事の考え方や捉え方でしょう。それにはたくさんの知識や考えが詰まっている本は本当に役立ちます。
 
ソフトテニスの「心のメディア」である、このブログでもオススメの本の紹介は必須だなと思い、少しずつムロのオススメ本を紹介していきます。今後はカテゴリー「書評」で調べてもらえるとすぐに検索できます。
 
次のような流れで、オススメしていきます。
 
 こんな人にオススメ
→内容
→感想
→赤ペンライン(オススメ箇所)
 

 

 
そんな初紹介となるのは、
最近読み終えたばかりの『悩みどころと逃げどころ(小学館新書)』

 
こんな人にオススメ

  • 「いい人生ってなんだろう」という疑問を持っている人
  • 徹底した高い意識のプロの考えを知りたい人
  • 物事の本質を見抜く人気著者兼社会派ブロガーの考えを知りたい人
  • 人にものを教える教育に関わる人
  • 就職活動を迎える前の人
 
内容

 社会派ブロガーのちきりんさんと日本人初プロゲーマー(メインは格闘ゲーム)の梅原さんの、一見全く別の道を歩く二人の対談本。
 最初は「学校教育」を軸に、自称学校エリートのちきりんと、学校の授業はほとんど寝ていたという梅原さんが、今の学校教育の不満や、学校そのものの価値、学歴などについて語られています。
 そこから徐々に、人生の大半を過ごす仕事について、それぞれの立場から語られる場面に変わっていく。
 そして最後は「いい人生とは何か」という人生最大の問題とも言えるものについて、それぞれの立場で考え、答えていくというもの。
 
第1章 学歴
第2章 競争
第3章 目的
第4章 評価
第5章 人生
第6章 職業
第7章 挫折
第8章 収入
最終章 未来
 
読み終わっての感想

 まず第一の感想が「プロの考えと人気ブロガーの視点がめちゃめちゃ面白い」というもの。ある意味反対の世界で生きている二人の視点からの対談はここまで面白いのかと感心。
 
 次に思ったのは、「この本は、教育関係者には必読にすべきだし、人生に迷ったり、考えたりする就活生や社会人にもオススメすべき本だ」ということ。学校のあり方や授業についての本質的な問題がすごくしっかり語られている。
 
 元高校体育教師で、両親が教師をしていて、著書の一人であるちきりんさんと同じく自称学校エリートの僕が、改めて「学校って何だっただろう」って考えさせられた。さらに、書籍の中に出てくる「学校的価値観」というものには、とても納得した。世の中この「学校的価値観」が蔓延していて、ちょっと歪んでるのかなって思う。
 
 最後の方に出てくる「いい人生とは何か」ってところの対談は本当に考えさせられたし、僕も最後まで自分の好きなことを見つけることを諦めず継続していこうと思えた1冊でした。 
 
ムロの赤ペンライン

  • 能力とか取り柄のない人ほど、学校に行くことで不利が大きくなる。
  • 結局のところ疑問さえきちんと持てれば、たとえ時間がかかっても、自分なりの結論に必ず到達できる。
  • 学校の先生って生徒に何かを問われたら、一緒に考えようとするんじゃなくて、「即座に正しい答えを与えなくちゃいけない。そうしないと教師の威厳が保てない」と思ってる。だから答えようのないことを問われると「そんな余計なことは考えなくていい」って方向でごまかしてしまう。
  • 大人はよく、子どもの頃はいろんなことをやって、その中から好きなコトを見つければいいって言うけど、「いろいろやる」だと、何ひとつとして「とことんやる」ができなくなっちゃう。
  • 自分が何をやっていきたいかなんて、考えたらわかるってものじゃないんです。いろいろ試行錯誤して、失敗して後悔して初めてわかる。だから特に好きなものはないって子ほど、「とりあえず決めてやってみる、それから判断する」っていうプロセスに追い込んだほうがいい。
  • 勝つのと尊敬されるのは違うってこと
  • 長期間の勝負になると、要領のよさとか効率のよさだけでは勝ち続けられないってことね。まさに学校と仕事、もしくは、学校と人生の違いですよね。一夜漬けの能力だけで仕事ができたりはしない。だから学校エリートと仕事ができる人って、同じじゃないんです
  • 早く進むために最適化された組織は、遠くまで進むというレースでは力が発揮できないってことなんですね。
  • ポイントは、リアルな世の中では「何が評価されるのか」「どうすれば評価されるのか」という基準が、明確にされてないってことなんです。だからその基準を嗅ぎ分ける能力自体が問われる。
  • 100点取った人が偉いとか、偏差値が高い人が偉いといった「これができれば褒められます」的な学校的価値観が刷り込まれてしまうと、何にでもわかりやすい基準があると思い込んでしまって、「どうすれば評価されますか?」って聞くような人になっちゃう。そういうコトを続けてると、マーケットが何を評価してるのか、自分で気づく能力が失われてしまうんです。
  • 心の中では「なんか違う」と思っていても、とりあえずうまくいってる間は目をつぶって生きられる。でもレールが途切れた瞬間に、心の中にずっと前からあった問いと向き合わざるを得なくなる。それでいきなりつらくなるんじゃないですかね。
  • 今回トライしたプレーが、今後の高い勝率につながると思える動きだったなら、たとえその対戦で負けてても、プロとして結果を出したと思えるし。
  • 降りる時は不安だったけど、降りたらなんとかなるって気づいた。船に乗ってる時は、「船から降りると大変な世界が待ってるよ」と脅されてたけど、そんなの噓だった。
  • 今は船の中はたいして楽しくないけど、ずっとここにいれば、80歳の時にはきっと「いい人生だった」と思えるはずだと、そう信じてるんです。
  • 自分と向き合うって、言葉は簡単だけど難しいんですよね。「これは本当に自分の意思なのか、世間がそれがいいと言ってるから、そっちを目指してるだけなんじゃないか」って、常に迷いがつきまとう。
  • そんな気持ちを抱えたまま生きていくんじゃ、たとえその子が他の分野でそれなりに成功しても、いい人生とは思えないですよね? だから成功するかどうかは置いといて、いい
  • 敗北が受け入れられない人の多くは、とことんやってないんですよ。そして自分でもそれがわかってる。後悔が残るとしたらソコなんです。
 
 
 
では、今回はこの辺で。