【ソフトテニスで学んだこと 61】良いチームを作る時に、必ずすべきことは〇〇をしないこと
こんにちは。
ムロ(@mattyann1006)です。
今回は「良いチームをつくるのに、必ずすべきこと」について。
タイトルの〇〇に入る言葉はあなたはわかりますか? ヒントは2文字ということ。
遅刻、休みなど考えられる言葉はたくさんあるでしょう。
その答えはずばり、「悪口」です。
どういうことか、さっそくお伝えしていきます。
良いチームと悪いチームの違いとは
僕が大学院の研究のため、ソフトテニスはもちろん、その他スポーツチームを何十、何百と調べてきた中で、良いチームに共通するものに気づきました。
それは、「悪口を言わない」ということ。
技術が高かったり、経験豊富な指導者がいるといったことも見られましたが、それは表面的な部分に過ぎません。
雰囲気が悪かったり、結果がよくないチームには必ずと言っていいほど、悪口が溢れていました。逆に、雰囲気が良く、結果がよいチームは必ずと言っていいほど、悪口がありませんでした。
もちろん、悪口がゼロというわけではありません。ですが、良いチームには、人の悪口を言おうとすると、「会話を変えよう」とすかさず悪口を言わせないようにする人が存在しているいるのです。
悪口が溢れるとどうなるのか
僕が調べた中でもそうですし、かつて僕のチームでも「悪口」が溢れていた時期がありました。経験済みなので僕はよくわかりますが、「悪口」が溢れているとどうなるかご存知でしょうか?
人は、組織に属することで昔から守られてきたという事実があるので、組織から外されることを本能的に嫌う生き物。
となると、「悪口」が溢れているところだと、「悪口言われてるんじゃないか」と人を疑ったり、変なことはできないと萎縮してしまいます。
そんなチームが良い結果や良い雰囲気をつくれると思いますか?
おそらく誰も思わないし、そんなチームには入りたくないでしょう。
人間関係に魔法使いはいない
サブタイトルの言葉は、長年社長として良いチームをつくるために尽くしてこられた方から教えてもらった言葉。初めて聞いた時に、なるほどなと納得したのをよく覚えています。
「良いチームにしたい」とは、リーダーや部長など人の上に立つ人なら誰しも願うことでしょう。
でも、一瞬で良いチームにしてくれる魔法使いなんてどこにも存在しないのです。
むしろ、良いチームに変えていくような魔法使いにあなたがなるよりほかないのです。
良いチームをつくるには、チーム内の「悪口」をなくす努力を続けてください。
「悪口」には人が集まったり、その時だけは気分がいいかもしれませんが、チームにとっていいことは何一つありません。一刻も早くなくすようにしなければ、良いチームにはなりえない。
経験のあることなので、よくわかりますが、「悪口」をなくすことは決して簡単なことではありません。でも、諦めずに続けていれば、いつの間にか転機を迎えて、良いチームになっているもの。
このブログを読むような努力家のあなたこそ、その第一歩を踏み出すべきなんだと、僕は思います。
〜今回の考えを教えてくれた方の著書〜
では、今回はこの辺で。